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公立高校入試問題(数学)所感(続き)


公立高校入試問題(数学)所感(続き)
先日3/16に公立高校の合格発表がありました。
そのニュースに関連して、公立入試の改善を要望という記事がありました。

特に国語、数学において問題数が多いこと
社会の資料に対し、関連性が薄いため混乱を招くこと
が書いてあったと思います。

こちらは高校教諭の方々の組合が提言したもの。


一応、自分も解いたので僭越ながら。
受験生の何を見ているのか、にもよるのですが、
「子どもたちの日々の学力の定着を図る」
のであれば、個人的には妥当な気がします。

今回の問題数が多いかと言われれば、自分が解いた感想はそこまででもなかったと感じました。
これが受験生であったとしても、制限時間(50分)でそこまでの差は出ないのではないかと。

基本的な問題は十分終えることが出来るはず。
じっくり時間をかけても、できるできないの差が出る応用問題は、仙台市内の進学校向け。
それ以外は、問題数が多いからといって正解率に差は出てこないのではないかと。

正確かつ早く解くこともまた必要な技能の1つとして捉えているならば、
その意図は十分に理解できる範囲内です。


作成側も本当お察しします。
来年度、どのような問題となるのか、今から楽しみです。



公立高校入試問題(数学)所感(続き)
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2022.03.17

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