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公立高校入試問題(数学)所感


公立高校入試問題(数学)所感

先日、公立高校入試が行われました。

 

当日の夕方には問題が公表され、自分も解いてみました。

はたして塾で取り組んだ内容はどれほど出たのか。

そして、どれくらいの難易度だったか?

 

簡単にですが、個人の所感です。

 

出題傾向、構成

大きく変わるかもと危惧していましたが、今年も例年と同じ構成。

大問4つに分かれ、

大問1⇒基本的な計算、関数、図形の問題

 

大問2⇒大問1より難易度を上げた関数、図形、方程式、資料の整理

 

大問3⇒関数の文章題

 

大問4⇒図形の文章題

 

問題数も例年とほぼ変わりなく、増減もみられませんでした。

 

 

傾向としては、基本的な問題は広く浅く、難しい問題はとことん深く出題。

これも例年と同じ傾向と感じました。

 

 

難易度

大問ごとに難易度は変わりますが、全体を通して易化した印象です。

いつもなら、少しひねった問題が見られるのですが、今年は特に感じられず。

例年だと、単位を変換したり、求めるまでの道筋が長かったり。

 

そう考えると、今回の平均点は結構高いのではと思われます。

 

個人的には、大問3のイルミネーションの問題はかなりやっかいでした。

文章から考えると話がややこしくなり、グラフを用いて考えた方がかえって分かりやすかったように思います。

 

とは大問3、大問4は全問正解はなかなか厳しいのも例年通り。

その中で最低1問、できれば2問正解できればよかったと感じました。

 

勝負の分かれ目は、かえって大問1、大問2のほうでどれだけ確実に正解できたか。

そこで不用意なミスは避けたい問題がいくつか見られました。

 

 

さて、合格発表は16日の午後3時。

皆さんの健闘が報われることを祈っています。




公立高校入試問題(数学)所感
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2022.03.11

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