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「読んでいるのに成績が上がらない」家庭で見直すべき読書習慣と冬期セミナーの活用法


「読んでいるのに成績が上がらない」家庭で見直すべき読書習慣と冬期セミナーの活用法
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ごく個人的な話ですが、12月になると毎年のように読書欲が一気に高まります。年末年始の授業がない数日間に、長編小説を最低2冊は読み切る——そんな小さな挑戦を毎年の恒例にしています。今年も、冬休みにどの本を楽しもうかと今から心が躍っています。

この季節になると本に没頭したくなるのは、子どもの頃に身についた“冬の読書習慣”が影響しているのだと思います。大人が年越し準備に追われている中、こたつで静かに本を読んでいれば何も言われない——そんな小さな策略が、そのまま大人になっても抜けなかったのかもしれません。だからこそ、今でも年末のタスクを最短で片づけて読書時間を確保するのが、私の毎年のルーティンです。

さて、ここからが本題です。
入会相談の際、「本は読んでいるのに国語の点数が上がらないんです」という話を保護者の方からよく伺います。実は、これは珍しいことではありません。読書習慣が国語力に結びつく部分は確かにありますが、テストで求められる「論理的読解」や「問題の意図をつかむ力」は、読書だけでは十分に鍛えられないことが多いのです。

娯楽としての読書では、気になる場面を気ままに読んだり、感情移入して物語を追ったりすることが中心になります。一方、国語のテストは、文章構造を把握し、筆者の主張を整理し、設問の条件に合わせて根拠を抜き出すという別軸の能力が必要です。このギャップが「読んでいるのに点数が上がらない」状態を生んでしまいます。

■ 親子で取り入れたい“対話型読み聞かせ”
小さいお子さんであれば、まずは家庭で「読書を楽しむ仕掛け」をつくることが大切です。親が自分だけに本を読んでくれる時間は、子どもにとって特別な体験です。内容そのものよりも「大好きな人と本を共有する」喜びが強く、自然と“読書=楽しい時間”という認識につながります。

読み終えた後、
「主人公はどんな気持ちだったかな?」
「自分だったらどうする?」
「次はどうなると思う?」
と軽く話すだけでも、読解の基礎となる思考力が育ちます。

■ 読書を“勉強化しすぎる”と逆効果
ただ、注意したいのは、読書を完全に学習ツールにしてしまうことです。
「今の話、説明してみて」「ちゃんと聞いてた?」
と問い詰めるような形になると、読書は一気に「苦手な時間」へ変わってしまいます。本を読む時間がプレッシャーになると、自発的に読書へ向かう力は弱まってしまいます。

■ 読書が国語力につながる家庭習慣とは
成長とともに読み聞かせの時期を過ぎても、親子で同じ本を読んで感想を共有したり、ニュース記事を一緒に読みながら意見を交換したりするだけでも、読解力の土台は着実に育ちます。大切なのは、「読書を通して考える機会をつくる」ことです。

ただし、家庭での読書サポートは、親自身の負担が大きくなりすぎては長続きしません。読書が得意でなくても、「できる範囲で続ける」ことが最も良いバランスです。

■ 冬休みは読解力を伸ばす最大のチャンス
学校の授業が一時停止する冬休みは、苦手克服に最適な期間です。読書で育つ“興味の種”を、実際の問題演習や指導につなげることで、国語の成績は確実に変わります。

サクセスセミナー進学教室では、冬期セミナーの受講生を受け付けています。
読書習慣はあるのに点数が上がらない——そんなお子さんこそ、この冬に大きく伸ばせるチャンスです。ぜひお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。




「読んでいるのに成績が上がらない」家庭で見直すべき読書習慣と冬期セミナーの活用法
佐藤 担当【中学受験対策/高校入試対策】
得意技:苦手な子ほど楽しくなる作文指導。数学的に考える国語読解。
趣味:なまはげ研究と能面

2025.12.10

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