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高校入試で出欠席日数が廃止へ|宮城県教育委員会の方針とサクセスセミナー進学教室の新たな学びの支援


高校入試で出欠席日数が廃止へ|宮城県教育委員会の方針とサクセスセミナー進学教室の新たな学びの支援
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高校入試の際に、中学校が作成する「調査書(内申書)」には、生徒の出欠席日数欄が設けられてきましたが、近年この欄を廃止する自治体が急増しているそうです。

朝日新聞の全国調査によると、2027年度までに19都府県(全体の約4割)が削除予定とのことです。この改革の背景には、「欠席日数によって合否が左右されるべきではない」という強い問題意識があります。新型コロナ以降、体調管理や家庭の事情、メンタル面での配慮など、多様な理由で登校できない生徒が増加しました。また、単純に「出席率=努力」とする考え方は、時代に合わなくなくなったと言えますね。さまざまな事情を抱える子どもたちが不利にならないよう、教育制度が変化していることは歓迎すべき変化だといえます。

宮城県では、2026年度(令和8年度)入試から、調査書の出欠席日数欄を削除すると、調査書の様式例(令和8年度入学者選抜用)にも記されています。これまで「欠席日数を合否に使わない」と明記していましたが、「欄があるだけで不安を感じる」という保護者・生徒の声を受け、制度そのものを見直したそうです。今後は、長期欠席など特別な事情がある場合のみ、校長先生がが理由を添える形になる予定になるそうです。


サクセスセミナー進学教室の取り組み:3つの注目ポイント


① 学力本位の指導で「確かな実力」を育成
塾の役割としてはこれまで通り、合格の軸となる学力そのものを鍛えるが使命だということには変わりありません。以前より、定期的な「学力診断」や、理解度に応じてスモールステップで進行する学習スタイルを導入しています。最近ではタブレットで学習理解度、学習進度を管理し、そのうえで講師が手厚くフォローするスタイルが定着しました。さらに、「子どもたちが納得するまで」「できるまでとことん関わる」指導で、子どもたちの「学びの自立」を促しています。

③ 自己表現力と面接力の強化で“学びの姿勢”を見える化

どんな事情があっても学びを止めないようにするため、体調不良や登校が難しい時期は、担任講師による定期的なオンライン面談をしています。学習意欲を保ちながら、学力を落とさない関わり方を目指しています。

③ 自己表現力と面接力の強化で“学びの姿勢”を見える化

サクセスセミナー進学教室では、教室責任者による面接練習・自己PR講座なども開催しています。季節講習の際は作文指導もしています。このように、得点力だけでなく「学ぶ力」「考える力」「伝える力」を育てる教育を実践しています。


欠席日数欄の削除に関する変化は、子どもたちに「出席数ではなく、学ぶ姿勢で評価される時代」が来たこと、「学びの多様性を認める社会」への大きな一歩だといえます。このような変化をきっかけに、私たち民間教育の現場も、さらに様々な子どもたに寄り添う教育を実現していく必要があります。

最後になりましたが、皆勤賞の子どもたちは今後も大いに称えられるべきです。子ども時代は友達が皆勤賞で表彰されていると「すごいなー」と単純に羨ましがっていましたが、現在では保護者の皆様の強力なサポートが不可欠だということ痛感しています。毎週の塾の授業でも、遅刻しないように、家庭でのスケジュール管理や送迎のシフトなどを工夫してくださってるご家庭が多いと思います。本当にありがたいことです。

塾でも表彰イベントを企画してみようかなと考えています。さてさて、私のクラスに現在まで皆勤賞の子は何人いるのでしょうか…そんなことを考えるとワクワクします。



高校入試で出欠席日数が廃止へ|宮城県教育委員会の方針とサクセスセミナー進学教室の新たな学びの支援
佐藤 担当【中学受験対策/高校入試対策】
得意技:苦手な子ほど楽しくなる作文指導。数学的に考える国語読解。
趣味:なまはげ研究と能面

2025.10.17

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