【登米市・迫町の保護者さまへ】教皇の旅立ちに学ぶ「価値観」〜世界を知る子に育てるために〜
先日、ローマ教皇の訃報が世界を駆け巡りました。宗教や文化を超えて多くの人々に影響を与えたその存在に、改めて「価値観」や「信じるもの」について考えさせられた方も多いのではないでしょうか。
日本に暮らしていると、宗教という言葉に少し距離を感じてしまうことがあります。私自身もキリスト教を信仰しているわけでもありません。でも「人はなぜ祈るのか」「正義とは何か」「人生の目的とは何か」――こうした問いは、こんな機会ですが、考えるきっかけになります。それは、実は子どもたちの心にも小さな形で宿っていると思います。
サクセスセミナー進学教室では、登米市や迫町の中学生たちにも、社会や時事問題に触れる機会を大切にしてほしいと思っています。教皇のような大きな存在の旅立ちをきっかけに、「世界にはどんなリーダーがいるのか」「どんな価値観があるのか」といった話題を通じて、広い視野を育てる授業や対話を行っています。
■世界に目を向ける学びは、自分の価値観を育てる第一歩
「なぜ今、世界のニュースを知ることが大切なのか?」
それは、単に知識として知るだけでなく、「自分はどう生きたいか」を考える土台になるからです。子どもたちが将来、自分の考えを持ち、人と違う意見を尊重できる大人になるには、「自分以外の世界」を知ることが欠かせません。
■家庭でできる、子どもとの価値観対話
家庭でも、ちょっとした話題で子どもと価値観の話をしてみてはいかがでしょうか?
- 「ニュースで教皇のこと見た?」
- 「世界のリーダーってどんな人だと思う?」
- 「もし自分が人の前に立つとしたら、何を大事にしたい?」
正解は必要ありません。ただ、子どもが「自分の意見を言える場所」があるだけで、自信にもつながります。
「生き方を考える力」は、学力にもつながる
中学生という時期は、テストの点数だけでは測れない「内面の成長」がぐっと伸びるタイミングでもあります。だからこそ、教養や価値観に触れる機会を与えてあげることが、結果的に学習意欲にもつながるのです。
サクセスセミナー進学教室では、地域の子どもたちが「人としての土台」をしっかり育てながら、学力も着実に伸ばせるようサポートしています。
ローマ教皇の訃報は、遠い世界の話に見えて、実は私たちの暮らしや子育てとも深くつながっています。子どもたちが「自分で考え、自分で感じる」力を持つために、世界に目を向けるきっかけを、家庭でも塾でも、一緒に育んでいきましょう。