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「楽しい」「うれしい」はNGです。
「楽しい」「うれしい」はNGです。
作文が上手になりたい、お子さんの表現力を磨きたいという保護者の皆さんからのご要望を耳にすることがあります。
でも、苦手な子は、原稿用紙に向き合ってもなかなか書き始めることができません。
かけない自分が嫌になって、作文が大っ嫌いになってしまいます。
もし、ご家庭でアドバスなさるとしたら、以下のポイントでお試しください。
まず〇〇について思ったことを「話す」ことでテーマを整理させ、次に「はじめ(導入)」「なか(本論)」「おわり(結論)」の3つに分けて構成を考えると、書きやすくなります。
書く際は、間違いを恐れず自由に書かせましょう。
「自由に書いていいよ、間違っても直せるから!」などの言葉で励ますと、お子さんは安心して取り組めます。
添削する際は、まず良いところを見つけて、「ここはすごくわかりやすく書けてるね!」とポジティブなフィードバックを与えましょう。次に、以下のポイントに気をつけて添削します。
- 漢字やひらがなの間違い:一緒に確認しながら教えてあげます。
- 文章の流れ:話がスムーズに繋がっているか、読みやすさを確認しましょう。
- 具体的な描写:感情や出来事が具体的に書けているかどうかをチェックします。
「こうしたらもっと良くなるよ」と優しくアドバイスすることで、子どもは改善の意欲を持てます。
私の作文授業では、「楽しい」「うれしい」「くやしい」は使用NGとしています。
はじめは難しいのですが、だんだん慣れてくると、いろんな「うれしい」があることが分かり、「楽しい」のレベルなどの表現テクニックを身に付けていきます。
慣用表現や比喩、ことわざなどに置き換えて、それはもう頭をフル回転させます。
副産物として、小説文や物語などで作者の心情を捉えることも上手になります。
「楽しい」「うれしい」でくくらない表現を身に付けることは、語彙力を向上させ豊かな会話力を育むことにもつながりますよ!
佐藤
担当【中学受験対策/高校入試対策】
得意技:苦手な子ほど楽しくなる作文指導。数学的に考える国語読解。
趣味:なまはげ研究と能面
好きな食べ物:たらこトースト
得意技:苦手な子ほど楽しくなる作文指導。数学的に考える国語読解。
趣味:なまはげ研究と能面
好きな食べ物:たらこトースト
2024.09.11