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「必要」だから勉強する？
「必要」だから勉強する？
こんにちは。遠方の友達と観光込みで遊ぶ予定を立てると、プランが修学旅行の自主研修のようになりがちな伊藤です。
博物館とか、○○作成体験とか入れてしまいがち。
私は小学生のころから社会科は好きではなく
調べ学習など「こんなの大人になってから絶対使わないよ！！知らなくても困らないよ」と言い張るタイプの子供でした。
実際大人になってから…使いますね。
最近実感したのは、コロナ禍も収束しつつあり、県外の友人が観光がてら宮城に遊びにくるとのことで
「なんか穴場スポット的なのないの？」との無茶ぶり。
図書館の「郷土史」のコーナーにある、当時「誰がこんなもの読むんだ…」と思っていた本に載っているような知識を披露したところ
「引率の先生かよ」と突っ込まれつつ「面白そうだし行ってみるか―」という流れに。
もちろん「知らなくても困らない」し「使わなくても生きていける」知識ではありますが
「知ってて使えたら人生が豊かになる」ものだと思うんですよね。
人生のうちの楽しいことなんて大抵、生きていくのに必要ないことじゃないでしょうか？
事前知識があるから、映画や本がよりいっそう楽しめる、とか。
テストが近くなり「先生…こんなの一体、世の中の何に使われてるんですか…必要ですか…？」と訴えてくる皆さん。
義務教育レベルの知識なんて、現実問題山ほど使われていますよ。
ちゃんと吸収して、大人になってから見たら気づくことがいっぱいあります。
もちろん気づけない大人もいるでしょう。
どちらにせよ、今は勉強しないといけないのであれば
「どうせ大人になってから使わないのに苦労したくない！」と思いながらやるより
「こんなに苦労したんだから大人になったら絶対使ってやるぞ！」と思った方が建設的じゃないでしょうか？
知識も道具にすぎません。どう使うかは皆さん次第。
ぜひぜひ武器を増やしていきましょうね。
2023.06.09
