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2025年度中学校の教科書改訂について


2025年度中学校の教科書改訂について


2025年度から中学校の教科書が改訂されることをご存知でしょうか。
大崎市・登米市の保護者の皆様から「デジタル化への対応は大丈夫なのか」「受験にどう影響するのか」といった不安の声が多く寄せられています。
この記事では、教科書改訂の要点と、地域の実情を踏まえた対策についてご説明します。

 1.主な改訂ポイント
 今回の中学校教科書改訂の主なポイントはずばりデジタル化の加速です。
 解説動画や関連資料、練習問題などもデジタル資料に移行されます。
 これまでの教科書にも二次元コードは掲載されていましたが、今回の改訂でそのコード数は約3.7倍増加します。
 そのため教科書のページ数は5教科合計で減少となりました。
平均二次元コード数(5教科合計) 2021年・・・ 340個 2025年・・・1256個

 教科書改訂の背景
 今回の教科書改訂は

 【数学〉大きな変更点は統計教育の充実です。 実生活のデータを活用した問題が増加し、表計算ソフトなどを使った実践的な学習が導入されます。地域の気象データや人口統計など、身近な題材を用いた学習が展開されます。 プログラミング的思考をはぐくむ内容も充実。特に関数の単元では、プログラミングを活用した図形描画なども取り入れられます。 


 【英語】4技能の統合的な学習が強化されます。地域の特色を活かし、大崎市の醤油醸造や登米市の産業などを英語で紹介する活動も想定されています。 音声教材やAIスピーカーを活用した会話練習が増え、実践的なコミュニケーション能力の育成が重視されます。【国語】情報の収集・整理・発信に関する学習が教科されます。例えば、地域の観光資源についてウェブサイトやパンフレットを作成する等、実践的な言語活動が増えています。 論理的思考力を養う教材が充実し、ディベートやプレゼンテーションの機会も増加します。学習塾としての対応当塾では、新しい教科書に対応した指導体制を整えています。 ・タブレット学習と従来型学習の最適な組み合わせ・統計学習のための独自教材 ・デジタル機器を活用した効果的な家庭学習支援 6.保護者の皆様へのアドバイス 教科書改訂に伴う変化に不安を感じる方も多いと思いますが、基本的な学習姿勢は変わりません。むしろ、基礎・基本の確実な定着がより重要になります。 


 【具体的な対策として】 学校での学習内容を毎日確認する習慣づけ ・デジタル機器の使用ルールの設定 ・基礎学力の定期的なチェック ・学習計画の見直しと調整 当塾では、定期的に保護者向け説明会を開催し、新しい教科書への対応や入試対策、学習方法についてご案内しています。また、個別相談も随時受付て


2025.02.28

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