受験あるある②

前回に引き続き。

今回はあるある、というよりは自分が受験に向けて言いたいことです。

書店に受験向けの参考書が並び、

冬休みだからと購入を検討する生徒もいるのではないでしょうか？

面談の際にも、

「どんな参考書を買うとよいですか？」

と質問されることもありました。

その際に伝えているのが、以下の3点です。

①買うなら、参考書ではなく問題集を買うこと

②問題集は、できるだけ薄いものを買うこと

③問題集を最低でも2周、できれば3周すること

①は賛否あるのですが、ある程度基礎基本ができるのであれば問題集で十分だと思っています。

参考書＝要点まとめや例題がついているので良いところもあるのですが、

受験まで残り少ない時期という点で言うと、正直消化不良で終わる可能性が高いので。

②は、残り少ない時期に分厚いものを選んで途中で終わるよりは、

10日間で完成的なもののほうが達成感も得られるのでおすすめです。

要点を絞ってくれているわけですから、よく出る問題がほとんど、効率も良いはず。

③は、そもそも問題集は1周やっただけでは効果は半分もありません。

2周目3周目で、「できなかった問題が出来るようになった」ことで効果が表れます。

（たいていの場合、1周で終わるので実力が伸び切らない場合が大半です）

時間との兼ね合いですが、あと3か月もあれば2周と言わず3周は十分間に合います。

それ以外にも伝えたいことはありますが、一番は

「参考書、問題集を買っただけでは意味がない」

ということ。

勉強前の部屋の片づけのようにならないように。

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