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定期テストの傾向と対策
定期テストの傾向と対策
こんにちは。化学のテスト対策中に「超伝導かっこいいよね。ロマンだよね。」
と言ったら生徒みんなに「こっわ…」と言われた伊藤です。
超伝導はかっこいいし、ベンゼン環はかわいいです(譲らない)
さて、これは自慢ですが、私、ペーパーテストはとても得意です。
学校でのテストだけでなく
就職試験等でのペーパーテストや
資格試験等、不合格のラインをとったことがありません。
生徒たちには「それは頭がいいから」と言われますが
「ペーパーテストで点を取れる≠優秀」
であると私は思っています。
(まぁ、優秀な人はほとんど学校のペーパーテストくらいはとれますが…)
傾向と対策。ペーパーテストでの高得点なんて
ゲームで高得点出すのと大差ありません。
君たちが受けるテスト・試験の目的は何でしょうか?
是非、一度、自分で考えてみてほしい。
例えば自動車免許。
車は使い方を間違えれば非常に危険なもの。
交通ルールを覚えていない人に簡単に与えたら
人の生死に関わる場合が多々あります。
だから、合格に必要な正答率も高いし、
かなり細かい部分を聞いてくる問題もよく出されます。
例えば大学・専門学校の入試問題。
専門的になればなるほど、
「あぁ、この学校はこういう人を求めているんだな」というのがわかります。
看護系だと1問1問は簡単だけれど、とにかく問題量が多いところが多い気がします。
「自分で一から考える必要はないが、素早く的確に判断できる能力」
が必要な職業だからかな、と感じています。
定期テストの目的は一般的に「授業の評価」です。
学校の授業は多人数でやるため、通常の授業態度だけでは
評価が難しいから、理解度の確認のためにテストを実施しています。
さらに、「先生の普段の授業の評価」でもあります。
例えば、クラス全員が30点以下しか取れなかったとしたら
それは、生徒だけでなく、授業の内容自体に問題がある可能性が高いですよね。
学校の定期テストは「生徒一人一人の授業の評価」であるとともに
「先生の授業の評価」でもあります。
一般的に、「平均60点」を目標にテストを作るとされています。
だから、学校の先生方は生徒が40点以下の点数を取らないようにいろいろ工夫しています。
テスト問題を見ると、どの学校も60~80点分は基本問題(ワークのA問題等)から
そのまま出題されている場合が多いです。
先生が「ここは重要だからテストに出したいなー」と思っているところは
当然授業で時間を書けますし、板書の量が増えます。
ノートを見れば、先生が何を問題に出すのか、予想がつきますよ。
定期テストは、学校の先生との対話です。
定期テストが終わって皆さん気を抜いてはいませんか?
次回に向けた傾向と対策。
授業をしっかり受けていれば見えてくるはずですよ。
2021.10.02