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ニュースから学ぶギリシャ文字
ニュースから学ぶギリシャ文字
こんにちは。声の大きさには定評のある伊藤です。
兄弟で通塾中の姉の方に
「この間、家に帰ったら先生の声が聞こえてきて、
『あぁ、オンライン授業始まったんだな』って実感しました」
と言われました。
家中に声が響きわたるのは恥ずかしいので、授業中はイヤホンしてください…
さて、新型コロナウイルスのニュースが引き続き多いですね。
先日、新たな変異株の「ミュー株」が確認されたとのことですが、
「デルタ株」「ミュー株」の名前。
ギリシャ文字を使って名付けられていますが
この文字、全部で24種類あります。
理系に進学すると、非常になじみ深い文字たちで、
物理での量を表すのによく使われます。
α（アルファ）
β（ベータ）
γ（ガンマ）
δ（デルタ） ：微小量
ε（イプシロン）：誘電率
ζ（ゼータ）
η（イータ）
θ（シータ） ：角度
ι（イオタ）
κ（カッパ） ：曲率
λ（ラムダ） ：波長
μ（ミュー） ：摩擦係数、透磁率
ν（ニュー） ：振動数
ξ（クサイ）
ο（オミクロン）
π（パイ） ：円周率
ρ（ロー） ：密度
σ（シグマ） ：面密度、標準偏差
τ（タウ） ：時定数
υ（ユプシロン）
φ（ファイ） ：角度、磁束
χ（カイ） ：統計、電気感受率
ψ（プサイ） ：波動関数
ω（オメガ） ：角速度
ニュースで見て「もうμ！？εからλまでどうなった？」と思って
検索してみたところ、同じように考えた人はたくさんいるようで。
まとめられているサイトが複数ありますので興味がある方はぜひ。
個人的には「ξ」「ζ」あたりを書くのがものすごく難しかったのと
「ν」「υ」の書き分けができなかった思い出…
中学で「π」「Ω（オメガの大文字）」を学習し
高校数学で「α」「β」「γ」「θ」「Σ（シグマの大文字）」までは
文理関係なく、皆さん触れることでしょう。
将来、理系の道に進みたいと考えている方は、
ギリシャ文字の練習をしてみてもいいかもしれませんね。
2021.09.10
