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五感と成長


五感と成長
こんにちは。動画サイトの「耳年齢診断」で「50歳より若い人が聞こえる音」がすでに聞こえず凹んでいる伊藤です。
使っているデバイスの性能でそもそも音が出ていないと信じたい…

さて、中学生の理科で学習する、体のつくりの話です。
動物が外部からの刺激を受け取る器官は
「目(光)」「耳(音)」「舌(味)」「皮膚(熱・圧力)」「鼻(匂い)」
これらの器官は、通常、年齢とともに衰えていきます。

冒頭で話した「耳」の話をすると…
「鼓膜」で振動を受け取った後「耳小骨」を伝わって「うずまき管」に届きます。
ものすごくざっくり説明すると
うずまき管の内部にはいろいろな太さの毛のような細胞があって
高い音には細い細胞が、低い音には太い細胞が共鳴して振動することによって
音の高低が伝わります。

ここで…細い細胞のほうが、振動によって壊れやすいので
「加齢によって高い音が聞こえなくなる」が起きるわけです。

舌の味蕾に関しても、
大人になると苦みや辛味が平気になるのは
「味蕾が壊れて感じにくくなるから」という説があります。

経験が足りない子供時代は
危険を察知するために、すべての感覚が敏感である必要がありますが
大人になると、経験によって回避できるようになるため
そこまで敏感な感覚はなくても大丈夫、とも言えますね。

小・中・高校生の皆さん。
今、感じ取れる感覚は今だけのものかもしれませんよ。
ゆっくりではあっても確実に皆さんの感覚は衰えていきます。
衰えたときに武器になる「経験」を今のうちにしっかり蓄えていきたいものですね。

勉強はもちろん、趣味、部活、学校生活。
ぼんやーりしているのはもったいないですよ。
物理的にも「今しか感じることができないこと」がたくさんあります。
今できる精一杯で何事にも取り組みましょう!






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五感と成長


2021.04.22

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