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TV番組に学ぶ目標設定


TV番組に学ぶ目標設定
こんにちは。某公共放送局の深夜帯の放送が割と好きな伊藤です。

最近見たのは有名企業3社で、家電やおもちゃを改造し、
決められたルールの中で競い合う番組です。
ロボットコンテストの感じに近いかもしれません。

「扇風機50m走」と「赤ちゃん人形綱のぼり」の回を見ましたが
大人が、くだらないこと(誉め言葉です!!)を全力でやっているのは
とても良いですね。

さて、こういった番組の面白いところは
競技そのものはもちろんですが、
そこに至るまでのドキュメンタリーです。

あるチームは技術部ではなく営業担当の若手社員をリーダーにしていました。
そのリーダーのことを、上司が次のように評するシーンがあります。
「(リーダーは)目標が低すぎる。1m10秒目標では競技にならない」
(台詞自体はうろ覚えですが・・)

そして初戦で、そのチームは8mで10秒overの記録を出すのですが
ライバルの記録は7秒後半。

2戦目を前にしてリーダーが
「目標は6秒台」と言うんですね。
そして、「勝つため」に最終の調整をしていきます。


明言はされていません。が、
「上司が、敢えてこの営業の社員をリーダーにしたのは
 これが狙いだったのか」と感じました。

教室で生徒たちにテストの目標点を書いてもらっていても
「目標が低すぎるな」と感じることが多々あります。

実際の数字ではなく、
「この生徒なら、もっと上を目指す下地はできているのに」と。


私は「高ければ高い目標のほうが良い!」とは思いません。

自分の力量を知ることも大事です。
自分の現在の力から遠すぎる目標は
逆に具体的に何をしていいのかわからなくなり
結局何もしない…につながりやすいからです。

かと言って、「何も変化しなくても達成できそうなもの」を
目標としてしまうとそれ以上の成長もありませんよね。

(自分で言っていて心あたりで胸が痛い…)

ただ、どうしても一人だけで続けていると、
常に向上心を持ち続けるのは難しく現状維持になりがちなもの。

たまには他の人と競ってみたり
どんなアイデアがあるのか話してみたり
そういった刺激も必要だなと思いました。

ということで、新年度、
サクセスセミナーではまだまだ新規受講生受付中です。

少人数制クラス授業だからこその
「同じ宿題が出てもこの人こんなにやり方工夫してる!?」
「同じ説明を聞いててもこんなにすぐに質問できてる!?」
など、刺激を受けながら一緒に勉強しましょう!





TV番組に学ぶ目標設定


2022.05.10

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