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続・英語のカベ


続・英語のカベ
さて、先週に引き続き英語学習者がぶつかるカベについてお話いたします。
 
前回は、
単語(語彙)のカベ、文法のカベ、についてお話いたしました。
 
中学英語に関しては大まかにこの二つがしっかりできていればテストでもいい点数を取れるかと思います。
 
ここから先はさらに上を目指す人がぶつかるであろうカベです。
 
第3のカベ~英作文のカベ~
 
中学では主に文法や読解などメインに指導されておりますが、現状インプット(知識を入れる)授業が多くなかなか自分の意見や考えを英語を用いて発表する場面は少ないです。
そのためこんな問題が出題されるとフリーズする生徒さんもいらっしゃいます。
 
Q. What do you want to be in the future? (訳:将来あなたは何になりたいですか?)
 
これはまもなく不定詞を学ぶ中学2年の生徒さんたちがもしかしたら出会う問題かもしれません。
返し方で例を挙げると、
 
A. I want to be a chef.
 
という風に質問文で用いられた want to be ~(~になりたい)で返答する一見簡単そうな内容なのですが、初見では検討も尽きませんよね。
自分で考えて、英文を作る。これは今まで培った知識を総動員して行わなければならない作業のため、実はかなり難しいのです。
ですので、知識もたくさん入れた生徒さんはぜひ英作文を通してどんどん英語を使う場面を増やしていけましょう。
 
第4のカベ~リスニングのカベ~
この部分は勉強というより、訓練になってしまいます。そのため、中学英語では最後の部分として位置づけさせていただきました。中学英語の期末テストや高校入試は割合的に言うと筆記が多くを占めていることもあり、リスニング力を養うにはかなりの時間を要します。たくさんの会話表現に触れ、単語一つ一つ発音に気を配るなど勉強という概念から抜け、英語を楽しむスタンスで行わなければなかなか成長が見れない部分でもあります。
ここまで来れた生徒さんはぜひ英語を楽しむということ心がけて頂ければ嬉しいです。
 



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続・英語のカベ


2017.06.08

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