つながる

先日の小学６年生の授業冒頭での会話で、「ウーン、こりゃすごい」と思ったことがありました。

 

いつもより元気がないな、と感じて、「なんかあったの？」と話かけたら、「最近全然ついてないんです」と、その子。

数日前に転んで怪我をして足を派手に擦りむいたとのこと。病院に行った次の日、家でお母さんに手当てをしてもらいたくて「痛いよー」と話かけたらなんとお母さん「今ゲーム中だからちょっと待ってて」と相手にしてもらえなかったらしいのです。

（ちなみにこういうことはよくありますよね・・・。ことの重要性が伝わらないときって。）

心が折れたその子は友達になぐさめてもらいたくて、SNS（おそらくゲーム機のかな）で友達にチャットで話かけたのそうです。そしたら友達が「大丈夫だよ。そんなにがっかりしないで。元気になって。」と一生懸命はげましてくれたので、嬉しかったのと、悲しかったのと、で涙があふれてきたんです。。。というお話でした。

 

今の時代、いつなんどきでも当人と「チャット」ができるんですよね。私も普段は〇INEのお世話になっていますが、子供のころなんて、家の電話しか無かった。何が起こっても、誰かに連絡するときは必ず時間差が生じたし、親なら親の勤め先に電話をしないといけなかった。もちろん友達と話したかったら、「すみません、〇〇ちゃんいますか」と家の人を介して話していました。海外にいるときなんて、さらに大変です。一回の国際電話で数万円が飛んでったこともあります。

 

しかし、ホント、便利な時代です、今は。　ただ、流れる波が速過ぎて、私なんかはめまいがします。いやいやいや、

めまいを感じながらも頑張りますよ！　はい。