恩田陸さん

「“作者は読者のなれの果て”という言葉がありますが、私はまさにそのタイプ。本を読むことと書くことは、本当は同じことだと思います。読者として面白さを感じたような本を自分でも書いてみたいと思って小説家になりましたが、それほど自分が“書く側にいる”という感覚がない。今でも読者感覚が勝っていて、とにかく本を読んでいないと自分がスカスカになっていく感じがするんです」

とは、今年の直木賞・本屋大賞のダブル受賞をはじめ各種文学賞の受賞だけでなく、江戸川乱歩賞の選考委員を務めるなどご活躍の小説家、恩田陸さんのコメントの一部です。なんと、宮城県で生活していた時期もあるということで、勝手に親近感を抱いてしまいます。

小説を書きたい!!という気持ちは読みたいという気持ちから高じたものなんですね。

全く次元は異なるけれど、理解できるような気がします。

さてさて、サクセスセミナーの講師陣はもともと「勉強が大好き!!学びたい!!」という青春時代を過ごしたのでしょうかね～。学ぶ楽しさ、解決したときの爽快感、目標を達成の喜び…を知っているからこそ、生徒のみなさんにもそれを伝えられる派と、勉強はあまりスキではなかったけれど、現在の仕事を通して生徒のみなさんと一緒に目標達成に向かう楽しさがたまらない派もいるでしょう。

恩田さんのように読む側からいつしか、表現する側に転じるなんて素敵ですね。そして、表現する側に立って称賛されるようになっても読むことは続け、新しいことを吸収していく・・・という謙虚な姿勢。作家としてはもちろん、人間的にも素敵な方ですね。

常に学び続け、生徒のみなさんとの真剣勝負で、成長していく・・・サクセスセミナー誕生当時から変わらないポリシーを私たちも大切にしていきたいと思います。

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