夜の自分と朝の自分

今回は夏期セミナーで中１の国語で出てきた話から。

その話を要約すると、

勉強はなぜか夜にするもの、と思い込んでいる人が多い。

徹夜して勉強することがえらいような風習さえある。

そして、朝早く起きると老人くさいと笑われることも…。

しかし、夜考えることと、朝考えることとでは、同じ人間でもかなり違っているということに最近気づいた。

夜寝る前に書いた手紙を、朝になって読み返してみると、どうしてこんなことを書いたのだろうと我ながら不思議に思うことがあった。

このことから、朝の頭のほうが、夜の頭よりも優秀であるらしい。

遅まきながら、朝と夜とでは、同じ人間でありながら、人が違うことを思い知らされた。

その文章を読んで、学習でも言えることと強く共感しました。

以前にも紹介したことがありますが、人間の記憶は48時間後には半分に減るそうです。

（エビングハウスの忘却曲線というものです）

その記憶を少しでもとどめておく、忘れにくくするには48時間以内に復習すること。

それと、暗記は夜寝る前にやると効果的であるということ。

人間の記憶は、寝ているときに情報を整理しているそうです。

そのことから、寝ることで暗記が促されると科学的に証明されています。

普段の勉強、テスト前の勉強、寝る間を惜しんで『夜に』勉強してませんか??

その勉強の効率は果たして…

これから受験勉強が本格化する受験生の皆さん、もう一度勉強する時間帯を考えてみては??

【教科書補習から中学受験　高校受験　大学入試まで

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佐々木（敦）担当【小中学生：理系・受験／高校生：数学・化学・生物】
得意技：苦手生徒も感動！重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物：甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味：愛犬と遊ぶこと
好きな言葉：努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2016.08.27