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【公立高校入試】基礎知識③


【公立高校入試】基礎知識③
今回は、高校入試を控える中学生(中3というわけではなく、中12も必見)に向けて。
『高校に入るためには?』という点を、何回か分けてまとめていきます。
今回は公立高校の入試選抜方法について。


【前期試験】
例年2月上旬に実施。
志望する高校が事前に公表する「出願できる条件」を満たす生徒が受験できる。
検査内容は、県内共通の学力検査(英数国)と、学校独自検査(作文、面接、実技など)。

※選抜方法は、
A調査書点(225点)
→中学校の成績。中1から中3までの5段階評定を数式にあてはめて数値化

B学力検査点(75~300点)
→当日受験する筆記試験。点数配分は各高校によって異なる

C学校独自検査(75~300点)
→作文、面接、実技など。こちらも点数配分は各高校によって異なる

これらA+B+Cの合計点上位の者について調査書も用いて選抜する


【後期試験】
例年3月上旬に実施。
前期試験を受験していない生徒及び前期試験で合格していない生徒が受験できる。
検査内容は、県内共通の学力検査(英数国理社)と、学校独自検査(面接、実技など)。

※選抜方法は、
A調査書点
→中学校の成績。中1から中3までの5段階評定を数式にあてはめて数値化

B学力検査点
→当日受験する筆記試験。

AとBのどちらを重視するかは各高校によって異なる
そして、これらAとBの相関図を用いて調査書も加味して選抜する



ここで大切になってくるのが、Aの『調査書点』。
上に記載の通り、中1の5段階評定も含まれています。
なので、中2の生徒は現時点で入試を受ける点数をすでに持っていることになるのです。
ということは、中3の生徒も現時点で中1、中2の点数を持って受験に臨むことになります。

本番頑張って良い点数をとればよい、というのは通用しません。
毎回のテストに対してしっかり結果を残しておくことが、すでに受験勉強なのです。
残念ながら、過去の成績を変えることはできません。
もし中1での評定が悪かった場合は、中3の評定で挽回するか、本番の点数で挽回するかになります。


だからこそ、毎日の学習の積み重ねが重要なわけです!!
まだ受験まで日がある夏、がんばるならここからですよ。



【教科書補習から中学受験 高校受験 大学入試まで

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【公立高校入試】基礎知識③
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2016.07.16

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