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『評定』の大切さ


『評定』の大切さ
先日、公立高校の合格発表があり、その合否から再度考えさせられたのがタイトルの通り評定です。

さて、この評定とは何か?
それは通信表に出てくる、5段階の数字のことです。
おそらく今週末に修了式があるので、そこで学年末評定が出ることでしょう。
(1年間通じての各教科の成績)

ではこれがなぜ入試に必要なのか?
それは入試というのは、

「本番で受けるテスト」+「中1~3までの評定の合計点」

で見られるからです。


たとえば、全教科の評定が「3」だったとすると、
・国語、数学、社会、理科、英語
→評定3 × 5教科 = 15点

・音楽、体育、美術、技術家庭
→評定3 × 4教科 × 2倍 =24点

合計で39点。(ちなみに満点は64点)


お分かりの通り、すでに受験する前から受験に必要な点数を持っているわけです。
ということは、受験前から有利な生徒と不利な生徒が出てきていることになります。

話を戻すと、入試は「本番でのテスト」+「評定の合計点」で合否が決まります。
仮に、3年間の評定がすべて『4』だったAさんと、すべて『3』だったBさん。
上記の計算式にあてはめて計算すると、

Aさんの場合→156点

Bさんの場合→117点

その差は約40点。
BさんがAさんに勝つには、本番のテストで40点以上も多く取らないといけないわけです。

…そう、入試とはその当日の勝負だけではないのです。
毎日の積み重ねによって、毎回のテストによって、少しずつ受験ははじまっているのです。

これから中学生を迎える新中1生、進級する新中2生、受験を迎える新中3生。
ぜひともこれからの学習を考える一資料としてお役立て下さい。
少しずつでも、やるなら今ですよ!

それでは、佐沼教室担当佐々木でした。





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『評定』の大切さ
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2016.03.24

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