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登米市迫町佐沼の中学生に寄り添う学習塾「少年野球のエラーに父親はどう接する?「佐沼の塾講師」が考える声かけのコツ!失敗に寄り添うお父さんの声かけのしかたを考える


登米市迫町佐沼の中学生に寄り添う学習塾「少年野球のエラーに父親はどう接する?「佐沼の塾講師」が考える声かけのコツ!失敗に寄り添うお父さんの声かけのしかたを考える

塾に通う子たちの中には、野球チームに所属している子が何人かいます。これまでも、野球の強豪校に進学した子どもたちも何人かいましたし、また、ずっと控え選手として自分の役割をちゃんと理解して頑張っていた子たちもいます。今日は野球少年たちのパパたち向けに、これまで私が面談などでお父さんたちから伺ってきた実際のお話、子どもたちの心理を元に書いていきたいと思います。スポーツだけでなく、勉強を見守る親御さんにも参考にしていただければ幸いです。



試合の後、肩を落として帰ってくる我が子。そんな姿を見て、「なんて声をかけたらいいんだろう」と悩んだ経験、ありませんか?

特に野球未経験のパパにとっては、

  • 励ますべきか

  • そっと見守るべきか

  • 厳しく言ったほうがいいのか…

迷う気持ち、よくわかります。

でも、実は子どもが失敗して落ち込んでいる“その瞬間”こそが、成長のチャンスなんです。


なぜ子どもは失敗を怖がるのか? 親が知っておきたい4つの心理

子どもが失敗を恐れてプレーが縮こまってしまうのは、心の中にこんな思いがあるからです。

① 怒られたくない、ガッカリされたくない

過去にミスして叱られた経験があると、「また怒られるかも」と思って動きが鈍くなります。

② 周りの目が気になる

「チームメイトに笑われたらどうしよう」「下手だと思われたくない」という気持ちが、プレッシャーになります。

③ 真面目で完璧主義

小さなミスも許せないタイプの子は、ひとつのエラーでも自分を責めてしまいがちです。

④ 成功体験が少ない

自信が育っていないと、「どうせまた失敗する」とネガティブな考えに陥りやすくなります。

まずはこうした子どもの気持ちに気づいてあげることが、親としての第一歩です。


失敗は「成長のチャンス」! ポジティブな考え方を育てよう

植物が肥料で育つように、子どもも失敗を「心の栄養」にして成長します。

◆ 失敗からこそ学べる

成功よりも失敗のほうが、「どうすればよかったか?」を考える機会になります。

◆ 心の筋トレになる

失敗を乗り越える経験は、「立ち直る力(レジリエンス)」を育てます。

◆ チャレンジ精神が芽生える

「失敗しても大丈夫」と思えると、子どもはどんどん挑戦できるようになります。

親子で「失敗=悪いこと」ではなく、「成長のステップ」だと捉え直すことが大切です。


【3ステップで解説】子どもの心を前向きにする“魔法の声かけ”

ステップ1:試合直後は「共感」が最優先

落ち込んでいるときに大事なのは、まず気持ちを受け止めてあげることです。

OKな声かけ:

  • 「悔しかったね」

  • 「見ててハラハラしたよ」

  • 「よく頑張ってたよ」

NGな声かけ:

  • 「なんでミスしたの?」

  • 「泣くな!」

  • 「気にするな、切り替えろ」

共感だけでOK。アドバイスはまだ早いです。


ステップ2:「できたこと」を具体的に褒める

子どもが少し落ち着いてきたら、ミスではなく「良かった部分」に目を向けます。

褒め方の例:

  • 「あのヒット、ナイスだったね」

  • 「最後まで声出してて偉かったよ」

  • 「ボール球、よく見極めてたね」

努力したことや、プロセスにも注目してあげましょう。

応用編:伝え方のコツ 「バント失敗したな」ではなく、 「次はバント練習、パパも付き合うよ!」と前向きに。


ステップ3:次につなげる“前向きな対話”

前を向きはじめたら、一緒に「次どうする?」を考えましょう。

質問の例:

  • 「何がうまくいかなかったと思う?」

  • 「次はどうしたら良くなるかな?」

  • 「どんな練習してみたい?」

子どもが自分で答えを出すことが、成長につながります。


おわりに:パパの一言が、子どもの未来を変える

子どもが落ち込んでいるとき、親がどう寄り添うかはとても大切です。

正解は、叱ることでも、アドバイスでもなく、
「一緒に悩んでくれる」存在になること。

これは、まさにサクセスセミナー進学教室(佐沼教室)で私たちが大切にしている“学びに対する向き合い方”と通じます。テストで点を取れなかった、漢字を覚えきれなかった、計算ミスが続いた…。そうしたときこそ、子どもたちは心の中で「自分はダメだ」と思い込んでしまいがちです。

しかし、私たちはそうした失敗を「成長の土壌」と捉えています。学びの過程で生まれるつまずきこそが、思考力や粘り強さ、自分で解決する力を育てるのです。重要なのは、失敗そのものではなく、そこから「どう立ち上がるか」。

保護者の皆様には、点数だけで一喜一憂せず、「今回はここまでできたね」「練習、頑張っていたの知ってるよ」と、プロセスに光を当てた言葉がけをおすすめします。それが、子ども自身の「やってみよう」という意欲につながります。

サクセスセミナー進学教室では、勉強の技術だけでなく、「心の育ち」も丁寧に支えることを使命としています。小さな一歩も見逃さず、前向きに評価していく。だからこそ、私たちの教室は、保護者の皆さまからも信頼を寄せられているのだと感じます。

子どもの未来は、成功の連続ではなく、失敗と挑戦の積み重ね。その過程を、私たちと一緒にあたたかく見守っていきませんか?



登米市迫町佐沼の中学生に寄り添う学習塾「少年野球のエラーに父親はどう接する?「佐沼の塾講師」が考える声かけのコツ!失敗に寄り添うお父さんの声かけのしかたを考える
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2025.04.30

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