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修学旅行を考える


修学旅行を考える
5月も下旬に差し掛かり、地区の中学校の大半はすでに修学旅行が終了しました。
コロナ前に戻り、東京へ2泊3日、貴重な体験をしてきたことでしょう。

そんな中、修学旅行ってどうなのか?という記事を見つけたのでご紹介します。
修学旅行⇒ぜひ行きたい!
ではなく、
修学旅行⇒行きたくない
という声が少しずつ増えているのだそうです。

確かに、先生方の負担はことさら大きいですし、
子どもたちだって寝食を共にすることに抵抗がある場合も考えられます。

そこで、改めてこの修学旅行はどういう位置づけなのか?
修学旅行のそもそもの目的は、
1988年に文部科学省から出された告示・通達によると、修学旅行の目的は、
「平素と異なる生活環境の中にあつて見聞を広げ、集団生活のきまりを守り、公衆道徳について望ましい体験を得ること」 
と書かれています。

要約すると、
「知識を広げる」、
「集団生活のきまりを守れるようになる」、
「社会に生きる一人として守るべきルールを身につける」
ことが修学旅行の目的として挙げられています。 

さて、そうすると、修学旅行でわざわざ遠出をする必要はあるのか?
という疑問が出てきます。
(実際、記事ではそのことにも触れていました)


コロナも落ち着き、以前と同じ学校行事が行われることになりそうな今年度。
何でも「以前やっていたから」でいいのか?
学校行事だけではありませんが、再考する良いタイミングではないのかと感じる次第です。




修学旅行を考える
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2023.05.24

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