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宮城県公立高校入試まであと15日、作文の書き方は…


宮城県公立高校入試まであと15日、作文の書き方は…
こんにちは、佐々木です。

本日2/18日、宮城県公立高校入試まで残り15日。

大崎市・登米市・栗原市では高校生が定期テスト期間に突入し、教室では中3・高3の受験生とテスト対策の高校生たちが長時間の学習に取り組んで行きました。

受験生の集中して学習に取り組む時間は日を重ねるごとに伸びていき、終日自習していく人も多くなるこの時期。

受験生は模試や入試の過去問を時間を計って本番形式の練習がメインになってくるのですが、高校入試直前で得点の伸びしろになるのが、理科・社会の知識問題と共に「作文」があげられます。

宮城県は200字の条件作文が毎年恒例ですが、簡単に書き方のポイントをまとめると


①丁寧な字で書く→添削者が読めない字は採点できません(1番大事です!)

②話し言葉は使わない
→「~はいい感じだし私的にはありだと思う。なので…っていう意見に賛成。」「~だし」「私的に」「ありだと思う」「なので~」「賛成。(体言止め)」これらの日常会話で使う言い方は全て減点。特に「…。なので~」を使わないように気をつける。

③条件を守る→160字~200字以内で書く(字数不足は減点)

②二段落構成→最初の段落で意見・理由・具体的な体験(見聞きしたこと)を書き、次の段落で1段落の内容をふまえてたまとめを書く

③一文は短く→主語・述語のねじれがないよう1文は2行程度で書く

④文末表現をそろえる→常体「~だ。」「~である。」または「~です。」「~ます。」のどちらかに統一

⑥誤字脱字をチェック→書き終えたら誤字・脱字がないか確認

⑦10~13分くらいで完成→読解問題の時間をふまえて時間をかけすぎないよう注意


などがあげられます。また「いいと思うからだ」「~のでよかったです」「うれしかった」などの形容詞や感情の言葉はより具体的な言葉に言いかえて書けると、内容が具体的になり、文全体がまとめやすいです。


「筆者の意見はいいと思う。」→「筆者の意見は人の役に立つと思う。」

「~ができたのでよかったです。」→「~ができたので、これからも継続していきたいです。」

「うれしかった。」→「やりがいが感じられた。」「達成感があった。」「成長できた。」



あと2週間ほどあります、苦手な人ほど今日から模試の過去問などを1日に1~2題ほど練習すれば、直前の得点UPにつながるはずです(作文の配点は20点!!)。

練習したい人、書いた作文を添削してほしい人は遠慮なく言って下さいね。

本番まで、できる準備は全てしていきましょう!






宮城県公立高校入試まであと15日、作文の書き方は…
佐々木(寿) 担当【小中学生:文系・受験 / 高校生:英語】
得意技:小・中学生の苦手科目こそふんばって取り組める自習指導
好きな食べ物:牛乳の甘酒割り(1:1の割合で味わう)
趣味:ジョギング・ハイキング・音楽鑑賞
好きな言葉:継続は力なり 時間は限りあり

2023.02.18

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