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勉強したことを生かす下準備


勉強したことを生かす下準備

こんにちは。小野寺です。

先日、高校生に物理は実生活のどこで役に立つかと聞かれました。

 

少し特殊事例かもしれないけど、楽器の演奏やスポーツで効率的な体の動かし方を考えるのに役立つよと答えた琵琶を弾く塾講師(運動音痴)です。

 

主にビジネスの世界で使われる用語なのですが、経験や感覚で得た、言語化されていないスキルを「暗黙知」と言います。

いわゆる、身体で覚えた知識、というやつですね。

 

経験や感覚から学ぶにはセンスが必要です。

私は運動音痴なので、感覚的に運動するとぎこちない動きをしてしまいます(笑)

しかし、「学ぶより真似ろ」という言葉もあるように、経験から得た「暗黙知」は実生活に生かしやすいです。

 

それに対し、言葉や数式、図などに言語化させた知識を「形式知」と言います。

学校で勉強する知識はほとんど「形式知」です。

 

I am ○○」は「私は○○です」という意味だ、という事を知っているだけでは実生活で使いこなせないように、「形式知」のままで実生活に生かすのは限度があります。

しかし人に説明したり教わったりする事が簡単にできますね。

 

ご覧のとおり「暗黙知」と「形式知」は表裏一体の存在。

この「暗黙知」と「形式知」どちらが欠けてもスキルは発展しないと言われています。

得た知識は自分の中で「暗黙知」と「形式知」への変換を繰り返すことにより、使えるスキルにしていくのです。

 

だから演習問題を繰り返して「形式知」を「暗黙知」化して使える知識にしましょうねという話につながるのですが、その先があります。

「形式知」として学んだ事を自分の中で「暗黙知」に変換し、さらに自分の言葉で「形式知」化する、つまり人に説明できるレベルまで深く掘り下げられると、自分が持っている他の知識と結びついて自分の知識がどんどん発展していくのです。

 

以前こちらのブログで紹介したことがありますが、スティーブ・ジョブズの有名なスピーチに「Connecting the dots」という話があります。

内容を要約すると、「将来を予想して、点(知識や経験など)と点をつなぐことはできない。できるのは後からつなぎ合わせることだけである。今やっていることが、将来自身の役に立つ(点と点がつながる)と信じて取り組みなさい。」

 

皆さんが大人になり、その世界がぐっと広がった時こそ、点と点はつながり今学んでいることは真価を発揮します。

今はそれを信じて、頑張りましょう。



勉強したことを生かす下準備
小野寺 担当【小中学生:文系・受験 / 高校生:英語】
得意技:生徒自身の分かったを引き出す!問答式解説指導
好きな食べ物:そば
趣味:琵琶演奏・マンガ読み
好きな言葉:千里の道も一歩から

2022.06.01

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