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受験あるある③


受験あるある③

前回、前々回に引き続き。

今回もあるある、というよりは自分が受験に向けて言いたいことです。

 

この時期から、公立高校入試や私立高校の過去問題に取り組む生徒もちらほら出始めます。

自習している生徒が過去問題に取り組んでいる姿を見ると、

意識の高さが伺えます。

 

 

ただ、過去問題の本来の目的は何かといえば、

「問題の傾向に慣れる」ことに尽きます。

 

ここで勘違いをしてほしくないのは、

過去問題を解くことで実力が伸びる、わけではないということ。

 

1問はこういう問題が出る、という傾向を知っただけで、

解けるかどうかは別問題なのです。

 

たしかに一度は目にする、実際に解いてみることで、

どれくらいの難易度か、実力試しにはよいですし、

それをふまえて勉強のモチベーションを上げることもできます。

 

しかし、過去問題の演習に長い時間をかけて取り組むものではありません。

取り組む時期としては、早くて冬休み、年明けの1月くらいで十分。

学校や、もちろん塾でも演習はするはずですので、それで確かめるでもよいと思います。

 

傾向も大事ですが、なにより大事なのは実力ですので。

周囲に流されず、自分が今何に取り組むべきかを見据えて計画、実行しましょう。





受験あるある③
佐々木(敦) 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学・化学・生物】
得意技:苦手生徒も感動!重要語句簡単オモシロ暗記術
好きな食べ物:甘いもの、マイブームはバウムクーヘン
趣味:愛犬と遊ぶこと
好きな言葉:努力が必ず報われるとは限らない、ただ成功した者は皆すべからず努力している

2021.12.23

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