灼熱の勉強合宿 ~夏フェス番外編~
こんにちは。今一番好きなおやつはアーモンド小魚の伊藤です。
さて、前回に引き続き、古川教室の夏フェスの様子をレポートします。
今日は「夏フェス番外編」
1日あたり350分。
3日で1000分以上の問題演習を行う夏フェス。
挑戦したのは決して勉強が得意な子ばかりではありません。
勉強が苦手…家では普段の勉強時間30分くらい…
そんな生徒たちが3日間の勉強合宿を乗り切るための工夫を紹介します。
大切なのは、メリハリ。
集中するときはする!楽しむときは本気で楽しむ!
①eトレのシステムを使っている
まずは使っている教材のメリット。
一枚解くごとに、パソコンに正答入力→新しいプリント印刷。
この工程により、およそ10分毎に立つ・歩くの動作が発生します。
ずっと座りっぱなしだと、どうしても眠気がでたり集中力が切れたりするもの。
程よく体を動かすことで、リセットできます。
②適度な栄養補給
昼食&軽食タイムは、事前のアンケートで各自好きなものを調査。
お弁当の人気は「からあげ」「ハンバーグ」「カレー」「焼肉」。
午後のおやつで脳をフル回転させるのに必要な糖分を補います。
…とはいえ、2日目ともなると、プリントを取りに行く姿も
ナウシカの巨神兵を思わせる重い足取り…
③休憩中に突如始まるミニゲーム
参加者の巨神兵化を止めるべく、私、伊藤が思い付きで始める小話やゲーム。
写真は「第1回、おやつ争奪☆一番〇〇上手に書けるの誰だ選手権」の様子。
優勝者は、ホワイトボードマーカーを駆使し、
カラーで仕上げた中2のT君。書き終えたときの感想は
「黄色のマーカーがあれば完璧でした」
④学習バトル!!
ルールは単純。
その日にやったプリントの中から自信のあるもの5枚を選んで
対戦相手と交換。
15分の作戦タイムの後、その中から交互に10問、問題を出し合います。
1秒以内の正答で10点。5秒以内で5点。それ以外は0点として得点を競います。
他にもいくつかペナルティポイントを作り、いざ対戦!
2日目からは、昼食時までに対戦相手を発表し、
「休憩時に相手の学習内容の偵察可」としたところ、
戦略の幅が広がり、出題傾向に対して技名(?)がつけられたり、
「あの子相手に年表を渡すのは自殺行為」
「バトルに勝てるプリントがまだ来ないからあと2単元は終わらせないと」
「バトルに図を出してくるのはそれ相応の覚悟があるということだと思っている」
「今日やった単元じゃ防御力が足りない…」
「今日の目標:1問も取らせない」
などなどの名言(迷言?)が飛び出しました。
そして、ルールの「1秒以内の正答」はボーナスポイントのつもりでしたが、
学校のテストで高得点を取る生徒は当たり前のように決めてきますね。
やはり、テストでの得点につなげるためには回答の引き出しの速さも重要と実感…
本日の目標で、バトルでの得点を目標にする生徒もいました。
⑤仲間がいるから頑張れる
いろいろと工夫はしているものの、一番はやはりこれではないでしょうか。
小学生が頑張っているのに、情けないところは見せたくない中学生のプライド。
つらいのは自分だけじゃない。
3日間、一緒に勉強することで生まれる連帯感。
「きついけど楽しかった」
参加者にそう言ってもらえたことが何よりの喜びです。
ということで、夏フェス番外編(お遊び編)でした。
これを乗り切った参加者は、一回り成長したはず!
新型感染症が猛威をふるっておりますが、
無事開催できたことに感謝しつつ、
来年もまた、開催できることを祈っております。