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基礎固めの夏


基礎固めの夏
さて、夏休み。
多くの中3生が
「そろそろ受験勉強をちゃんとしなければ…」
と焦り始める時期。

以前から塾に通っている生徒たちにはずっと言っていました。
「夏までに、計算だけちゃんとできるようになっていれば数学はまぁまぁなんとかなる」と。

それくらいに「計算がちゃんとできる」生徒は少ないです。
私が言う「計算がちゃんとできる」とは
「正負の数」「文字式」「一次方程式」「連立方程式」「等式変形」「展開」「因数分解」「平方根」
までの範囲において、分数が入っていようが、かっこがついていようが累乗が入っていようが、
教科書の巻末にある補充問題の計算問題程度であれば
どれでも1分以内に解けて、しかも100問やったら100問当たるレベルです。
(実際には100問やって95問程度までならかなりの計算力かな…)


みやぎ模試には毎年・毎回、単純計算も5~6問出題されますが
3年生の試験ですべて正答した生徒は、去年は見ることができませんでした。


…でも生徒は大体「計算はまぁまぁ大丈夫なんですけど、関数が…文章題が…」
と言います。
関数なんて、ほとんどは代入して方程式を作って解くだけ。
文章題も、基本のパターンをいくつか覚えて数字を当てはめて解くだけ。
この「解くだけ」の部分がまだまだ甘いですよ。


そして、本日の夏期セミナーの中3生の中には
事前宿題(正負の数・文字式・1次方程式・連立方程式・等式変形)の単純計算。
全問正解1名いました!
頑張ったね!!


昨年度の入試の平均点。
数学が47.6点。理科が53.2点。
半分取れれば、偏差値50です。
さらに、40点分くらいは基礎から出題されます。

いつも取れない難しい問題に目を向けるのではなく
「本当はわかってるけどケアレスミスだから…」とごまかしている
基本問題にこそ目を向ける夏を過ごしてくださいね。





基礎固めの夏


2021.08.02

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