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塾を活用するために


塾を活用するために
こんにちは。久しぶりに眼科の検診に行っていい大人なのに怒られる伊藤です。

さて、昔、職場の先輩が言っていたことから。
「本当に塾で成績を上げたかったら
 自分にとって都合が悪いことであっても
 うそをついたり、誤魔化したりしない。
 例えば、どこか悪くなって病院に行ったとき
 治して欲しいと思ったら
 嘘をついたり誤魔化したりしないでしょ?
 薬を出されたら、とりあえず飲むでしょ?
 塾講師にも似たようなところはあって
 テストで検査して、
 原因はこれかな?と見当をつけて
 宿題を処方して経過を見ている。
 それなのに、テスト結果を持ってこなかったり
 宿題をやっていないのに『やったけど忘れた』とごまかすことは
 病院での検査結果を隠蔽したり
 薬を飲んだふりしているのと同じこと。」

基本的には私は上記の考え方には賛成であって、
特に「宿題をやっていない」については
「(本人が)時間がない(と思っている)から」できなかったのか
「塾に通い始めたばかりで宿題という概念がないから」できなかったのか
「やろうと思ったけど、難しくて途中で諦めて」できなかったのか
「そもそもやろうという気持ちにすらならなくて」できなかったのか
によって、提案できる改善法は全く異なってきます。

何よりも誤魔化しを口に出すと
自分自身が「自分は悪くない」と思ってしまいがちです。
(しかも、残念ながら、多くの場合、誤魔化していることは相手にバレています…)


話は変わりますが、私、病院は非常に苦手…というか嫌いで
いまだに覚えている幼少の頃、腹痛で病院に行った時の話。
「どこがどんな風に痛いの?シクシクする?キリキリする?」という質問。
シクシクって何???キリキリって何???
答えられずにいると「自分のことなんだからわかるでしょ!」と。
未だに腹痛の度に「この痛みはシクシクで合っているのか?」と自問自答です。

ここから私が言いたいことは
「自分の感覚を言葉だけで人に伝えるのは難しい」ということ。
意図的に「誤魔化してやろう」と思っているわけでなくとも
自分の状況を正確に説明できずに
結果として嘘をつく形になってしまった、という事もあるのではないかな、と。


というわけで、塾を有効活用するためにまず意識してほしいこと
 ①都合が悪いことでも隠さず相談する
 ②普段から自分の行動・思考を説明するくせをつける
 ③一回で伝わらなくても諦めない


少人数制のクラスだからこそ、「一方通行の丁寧な解説授業」ではなく
「その教室にいるメンバーにとって良い授業」ができるように。

「話しやすい先生」と思ってもらえるよう頑張りますので
テスト前のこの時期、ガンガン相談にきてくださいね。




塾を活用するために


2021.06.03

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