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来年度の大学共通テストの民間英語試験導入の延期のニュースについて
来年度の大学共通テストの民間英語試験導入の延期のニュースについて
昨日、メディアで取り上げられていた大学共通テストの民間英語試験導入の延期について少しお話をしていこうと思います。
当初政府の計画では2020年度~2023年度の間はセンター試験から大学共通テストの移行期間とされておりました。この期間、英語の試験については端的に説明すると英検などの民間英語試験を受験するか大学入試センターが実施する『大学共通テスト』を受験するかを受験生は選択できる予定でした。
しかし、実施にあたっての諸問題を懸念する意見が全国の公立高校の関係者や現役生などから多く上がったため、「英語民間試験導入」が延期となりました。
この決定により大学受験に関わる多くの指導者・受験生・ご家庭が翻弄されているのが現状であり、私自身も新入試に挑む生徒に4技能を伸ばしてもらうべく英検の受験を促していたため今回の報道は非常に残念と感じております。
ですがこのような報道があっても自分自身のスタンスは変わりません。塾は受験のための英語という色合いが強いですが、現行の「受験のための英語」は変えていく必要があり、若い世代が様々な分野で自由に活躍するためにも英語をもっと身近に使えるようにしていく取り組みを行っていく必要があります。
民間英語試験が延期したからといって今までのお子さんの努力が無駄になることは決してないのでご安心下さい。大学入試センターが実施する『大学共通テスト』も見据えたうえで指導を行っております。
生徒さんたちは引き続き英語の学習を続け、志望校合格に近づけるように一緒に頑張っていきましょう!
2019.11.02