テストの振り返りにて

こんにちは。

父親にプレゼントした高級チョコレートを数分で食べつくされ

複雑な気持ちになっている伊藤です。

さて、市内の中学校はほとんど学年末テストも終わり

テストが返却されているかと思います。

テスト返却後、最初の授業では

生徒の皆さんに問題と答案を持ってきてもらい

テストの振り返りを行うのですが…

生徒に書いてもらう振り返りの文で毎回多いのが

「ケアレスミスが多かったから気をつけたい」

この仕事をしてきて「気を付けよう」と思うだけで

ケアレスミスが減った生徒というものを

ほとんど見たことがありません。

そして、そもそも、皆さんが「ケアレスミス」だと思っているもののほとんどは

ケアレスミスではありません！

「符号つけ忘れて…」

「足し算のくりあがりが…」など

「分かっているはずなのにうっかりミスした」

と思いたい気持ちはわかりますが

「うっかりミス」ではなく

「符号をつけない癖がついた」

「足し算の繰上りを足さない癖がついた」

具体的にどんな癖があるのか自覚して

言語化しておけば、次のテストのときに

「足し算は念のためひっ算しておこう」

「最後に符号だけ全部チェックしよう」と

自分の癖に適した見直し方法ができるようになります。

「ケアレスミスだから本当は理解できている」

と自分をごまかさずに、しっかり自分の間違いと向き合っていきましょう！

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