人間万事塞翁が馬

春の気配を感じる今日この頃、皆さんいかがお過ごしですか。

こんばんは、村上です。

タイトルは、

『にんげんばんじさいおうがうま』と読みます。

人生における幸不幸は予測しがたく、幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、

安易に喜んだり悲しんだりするべきではないという意味です。

 

高校入試、後期合格発表後、振り返るといつもこの言葉を思い出します。

 

特に今年度の生徒たちは、粘り強さが特徴的でした。

それぞれの課題に対し、心折れそうな瞬間も、歯を食いしばっていた姿が印象的です。

そんな場面を数多く乗り越え、入試に挑みました。

 

厳しい倍率の高校に挑戦した生徒も多かったので合格の報を受けた時は本当に嬉しかった。

そういう努力を積み重ねた生徒達の合格なので、決して安易に喜んだわけではない。

 

それでもなお、

『人間万事塞翁が馬』

という言葉が思い出される。

 

自分のこれまでを振り返ってみて、

幸と不幸に分けると運頼みの気がしてしまうが、

良い事、悪い事は、常に表裏一体であったように思える。

 

がんばって自己実現達成できたと思っても、すぐに次の課題はやってくる。

また、失敗してしまった時も、次のチャンスはやってくる。

誰もが成功は多く経験したいし、失敗は少ないほうがいい。

 

成功からも失敗からも学ぶことがある。

大事なことは結果に捉われず、次の準備をすること。

 

自分に強く言い聞かせながら、生徒達にも伝えたい。

入試に向けて頑張れた、そして結果を得られた経験が、この先に活きる場面は必ずある。

さあ、次の準備を始めよう。

疲れたら、少し休んでもいいから。

課題はたくさんあるはず。

できることから始めよう。

 

 

途中から自分の想いになってしまいました。

合格した皆さん、本当におめでとうございます！

これからも頑張りましょう。