Normative Power

先週に引き続き、成人英語クラス「TED & News　クラス」のご紹介をします。

 

先週土曜日に扱ったTEDのスピーチです。

 

「How to make hard choices  Ruch Chang」　－－「難しい選択のしかた　ルース・チャン」

 

職業が哲学者の彼女は哲学の道に進む前に難しい選択に迫られました。

哲学では将来お金儲けができない、だから一旦は弁護士の道を選んだそうです。

その選択をする際、選ぶ理由をいろいろな条件を外からひっぱってきて

その外の条件にいろんな理由付けをして選びました。その結果、自分には

弁護士という職業が合わない、と思い始め、結局哲学の道を選んだそうです。

 

人生には難しい選択がつきものです。そういう場面ではどうやって人は選択をしていったら

いいのでしょうか？　

 

難しい内容なのかな～？と思いながら彼女のスピーチを最後まで聞いてみると、

あらまぁ、目からうろこのような「なるほど！」という内容でした。

 

難しい選択をするときは、「Normative Power」を使わなければいけないと彼女はいいます。

これは日本語に訳すと、「基準を作り出す力」というものです。

選択の理由を外部から持ってくるのではなく、自ら作り上げる。

「私はこう選択することで、こういう自分になるんだ！」と

自らが基準を作る力を作り上げて、主体性のある、強い自分自身になっていかないと

いけない、というのです。

 

この「Normative Power」という英語はなかなか耳にする言葉ではありません。

私はしばらく、この言葉のとりこになっていました。

「Normative Power」を発揮すると、人生を主体的に前向きに生きていける。

そんな気持ちになります。

 

英語を通して、興味深い話に耳を傾ける。

そういう授業はいかがでしょうか？

この授業に興味のある方は

若柳教室　さいぐさまで是非ご一報くださいね！

 

サクセスセミナー若柳教室　0228-32-2670 担当：さいぐさみさえ