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高校の授業に「ついていける」点数とは


高校の授業に「ついていける」点数とは
某色塗りゲーム3が出たにも関わらず、まだ2もクリアしていない伊藤です。
ヒーローモード難しいよね…?

さて、中3向け「入試対策セミナー」が始まりました。
合格に向けて、必要な知識を整理し
定着するまで繰り返し演習していきます。


セミナーの一番の目標はやはり「第一志望合格」ですが
それだけではありません。

一般的に「○○高校合格するためには模試で○○点」
という目安があります。

合格はもちろんのこと、入学後、授業についていけるかどうか、
というところも含めて判断基準となりますが
これはあくまで目安。



それほど勉強をしなくても余裕でA判定

 →入学後遊ぶ暇なく勉強しても赤点だらけ…
 という生徒を見たことがありますし


反対に秋までD判定でもあきらめきれず、毎日自習室で勉強して、直前の模試でC判定ギリギリ合格

 →入学後は平均より少し上をキープしつつ、勉強以外に部活・遊びに充実した高校生活!
 という生徒も見たことがあります。



点数それ自体もちろんは大切ですが、それ以上に中学生で身に着けておきたいのは
「学習習慣」と「問題解決力」です。


高校生になると、学習内容の難易度があがるのはもちろん、
学習スピードが速くなります。

中学の時に、それほど必死に勉強していけなかったけれど
「なんとなく」ついていけていた…という人は要注意。

「だいたい分かった」という状態から「絶対できる」状態まで
自分でどうやって持っていくか、という感覚をつかめていないと
「まあ、授業内容はわかっているし…」と思っていたのに
テスト前に問題集をやろうとしたときに、一人では何も解けなくて
自分に驚く、なんていう未来がまっています。

むしろ、入学前に、
「合格までに○点たりないから、ここを確実にしよう」
「△△の単元より□□の単元の方が基本事項だから、こちらから先にやろう」
と、考える習慣がついていて、
「だいたいわかったけど、曖昧な部分もあるかも…」と気づいた瞬間に確認する力を身に着けた人の方が
入試の点数が低かったとしても、実のある高校生活を送れるのだと思います。


たとえば、方程式の解き方や、植物の分類方法は将来使わないかもしれません。
でも、その勉強を通して
「自分が理解していないことの理解」
「自分はどれくらいやれば身につくかという感覚」
「実践するための時間の確保」
は、将来、仕事の中でも確実に使います。


もうすぐ、志望校決定の大事な時期。
「今の点数で、ついていけそうなところ…」ではなく
「本当に行きたい学校」に近づけるように頑張っていきましょう!




高校の授業に「ついていける」点数とは
伊藤 担当【小中学生:理系・受験 / 高校生:数学】
得意技:「分からないところが分からない」脱却!苦手問題徹底分析
好きな食べ物:いちご大福
趣味:動物を見ることと写真をとること
好きな言葉:Hope for the best and prepare for the worst.<リトルミイ(ムーミン)> (最高を期待して、最悪のための準備をしておきなよ)

2022.09.17

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